ペットの終活
愛するペットが亡くなった時、不安と悲しみで何も考えられなくなる方は沢山いらっしゃいます。
もしもの時に備え、事前に出来ることを行っておくこともご家族様の務めではないかと私たちは考えております。

しかし、実際はどの様な準備をしたら良いのかよくわからないものです。

さくらペットセレモニーでは、「ペットの終活」のご案内をさせていただいておりますので、お別れの時期が近付いているご家族様に是非ともご一読いただきたい内容となっております。

01
亡くなった時の安置方法
家族同様に生活してきたペットちゃんとのお別れは
ご家族様にとってとてもつらく悲しいことです。
飼い主様には最期の時が訪れるまで
愛するペットちゃんがやすらかに眠れるよう
大切にご安置してください。
(ここではワンちゃんの例をご紹介します)

亡くなった後の流れについて

  • 準備するもの

    丈夫な箱、新聞、バスタオル・シーツ、保冷剤をご用意してください。(※保冷剤があるとペット達のお身体の傷みがやわらぎます)
  • ご遺体のお清め

    最後の別れの前に、毛並みを揃え、まぶたや口を閉じ尻尾を整えておきましょう。
    お湯で湿らせた布などで、頭部、顔、全身をやさしく拭き取ります。
    亡くなった後、死後硬直が手足から腹部、頭部の順番で広がっていきます。
    ご遺体をそのままにしておくと手足がつっぱったまま硬直してしまい、納棺できなくなる場合がございます。 亡くなられたら前・後肢を胸の方へやさしく曲げてあげてください。
  • ドライアイスの使用方法

    夏場や暑い時期はペットのご遺体の傷みが早く進行いたします。
    ペット火葬・葬儀までのご遺体の冷却にはドライアイスが効果的です。
    亡くなられたペットの体重、ペット安置場所、ペット霊安場所や気温などにより変動いたしますが、夏期でも20時間~30時間ほど使用できます。
    ご遺体の腹部を中心にしながらペットのお身体全体が冷えるように配置します。
    ドライアイスは直接手に触れると危険です。
    ペットのご遺体にも直接触れないようにタオルなどで包んでから配置してください。
    バスタオルなどでご遺体全体を包み込むようにすれば、冷気が逃げにくく保冷効果が高まります。なお、二酸化炭素ガスの充満を避けるために、安置するお部屋は必ず定期的に換気を心がけてください。
  • 届け出・手続きなど

    犬が死亡した場合、保健所に鑑札及び狂犬病注射票を添え飼い犬登録の抹消手続きをする必要があります。
    狂犬病にかかった犬、あるいはかかった疑いのある犬またはこれらの犬にかまれた犬については保健所に引き渡さなければなりません。
    血統書のある犬の場合は、登録団体にも連絡し所定の手続きを取ります。

02
旅立ちが近い
ペットちゃんとの過ごし方
ペットちゃんが、
お空に向かうことが近いことを獣医から告げられたご家族の皆さま 老衰から自力で食事やお水が摂れない日が続いているご家族の皆さま 事故に遭遇し、ご自宅で看病しているご家族の皆さま ペットちゃんの看取りを感じるのはケースによってさまざまです。
上記にあげさせていただいたのはほんの一部です。
ご自身で、または獣医からの告知で 心の準備をしなくてはならなくなった場合に 目を通してくださったらと思います。

  • ごはんお水が自力で取れなくなると衰弱していきます。
    ご家族の皆さまと獣医との相談で取れるようならと言われた場合はいつも食べているフードをドロドロにふやかして、シリンジ(注射器の針の無いもの)で吸い上げお口の脇から少しずつ食べさせてあげましょう。※誤嚥(ごえん)すると肺炎を起こし危険ですので必ず獣医の指示で行ってください。
    ペット用のミルクをゼリー状にして与えるのも水分補給にはよいでしょう。こちらも誤嚥(ごえん)には十分注意をおねがいします。
    点滴などで絶食を伝えられている場合には、ごはん・フードは禁止です。獣医より許可が出た場合与えて良いもの・悪いものをきちんと確認してください。
  • ペット用のミルクを温め葛粉や粉ゼラチンでとろみをつけ粉薬はまぜてあげます。
    錠剤の場合は寝たきり状態の場合与えづらいのでお薬クラッシャーなどで粉末にしてから、とろみのついたミルクなどにまぜてあげると誤嚥が軽減されますが、十分注意が必要です。
  • 寝たきりのペットちゃんが自力で排泄できなくなった場合には、いつも寝ているベットやお布団の下のほうにペットシーツを敷いておむつをしてあげましょう。
    自力で立ち上げることをしようとする子もいます。足に力が入らず立ち上がれない場合には介護用品を使うことで飼い主様の負担が軽減します。
  • 中型犬以上の大きなワンちゃんも運搬補助マットをつかって移動させてあげます。
    わんちゃんは一週間くらい食事を摂らなくても大丈夫といわれていますが、病気などで体力が落ちている場合には衰弱してしまいます。
    獣医との連携で介護・看病をしてあげてください。痴呆がでてきているわんちゃんですと、昼と夜がわからなくなり、夜中に夜泣きをしてしまう場合もあり、介護疲れしてしまう場合もあると思います。
    ご家族のかたと交代でストレスや体調不良を起こさないようにおねがいます。
  • 寝ていることが多くなった子にシャンプーする必要はありません。清潔なタオルをお水またはお湯で濡らしこまめに体を拭いてあげましょう。
    ロングコートの子はブラシやスリッカーをしてあげることでわんちゃんは心地良さを感じます。
    ※手術や点滴の針が入ったままの場合には、体拭いたり、ブラシをかけてあげたい旨を獣医に話し、指示を得た上でおこないましょう。

03
ペット火葬の事前相談
いざというときのために、
ペット火葬の事前相談がオススメです。
ペットが亡くなってしまい、ペット火葬をしようと思っても、 悲しみのあまり、業者に連絡が出来なかったり、 業者とうまく連絡がとれず段取りがスムーズに進まないことがあります。
亡くなってしまったから、すぐに火葬をして欲しいと思っても、 日程が折り合わなかったり、思っていた予算と合わなかったりと、 思い通りに進まないことも良くあります。
そのため、ペットが亡くなる前に、事前にご連絡をいただき、 費用や火葬方法を検討した上で、 ペット葬祭業者を決めておくことで、 もし亡くなってしまった場合も円滑にことを進めることができます。

  • ペット火葬の内容を決める際の確認事項

    ペット火葬の内容を決める際に大切なことは主に3つあります。
    1. 1、どんな火葬・葬儀を行いたいか
    2. 2、ご予算
    3. 3、ご希望の日時が合うか
    もし事前に、ペット火葬の内容を決める場合は、ペット火葬の会社や霊園に赴き、費用の確認をすることをお勧めします。ペットが死んでしまう前に、火葬の準備や、選定だなんて、不謹慎と思われるかもしれませんが、事前に準備をしておくことで、大切なペットが亡くなった際に、しっかりとペットを見送ることができると私たちは考えています。
  • ペットが亡くなった際は、
    いつまでに火葬をするべき

    事前に、ペット火葬の内容を決めていても、いざペットが亡くなると、悲しくてもう少しだけ一緒にいたいと思われることもあるかと思います。
    誰しもが、大事に飼っていたペットとのお別れをすることは、簡単にはできません。
    さくらペットセレモニーでも、もし悲しくて、すぐには火葬をできないとお言葉をいただいた場合、ペットのご遺体の安置を、上手に行うことで、数日間は一緒にいていただくことができ、その後、気持ちが落ち着いて火葬をしていただくことをお話しさせていただいております。
  • まとめ

    既にペット火葬を行ったことがある方は、どのような流れになるかを理解されているかもしれませんが、おそらく大半の方は初めての方でどうしたら良いかわからないという方だと思われます。
    さくらペットセレモニーでもそのような事前相談をお受付するケースが非常に増えており、いざというときにの備えをしっかりと考えられている方がとても多いという事を実感しております。
    愛するペットちゃんの為、そして何とり飼い主様とそのご家族の為にも、事前のご準備はとても大切なことなのだと思います。

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